デザイナーの猿山修さんにデザインしていただいたCLASKAオリジナルの革製サコッシュ。
猿山さんへのインタビューをお届けした前編に引き続き、 後編では「Sacoche angle 135」のディティール紹介や持ち方のバリエーションをご紹介します。
写真/野口祐一 編集・文/落合真林子(OIL MAGAZINE/CLASKA)
「GALLERY CLASKA」で2022年6月11日(土)よりスタートする企画展「猿山修 / ギュメレイアウトスタジオの仕事」の開催を記念してつくった、CLASKAオリジナルサコッシュ「
Sacoche angle 135
」。
性別年齢問わず持つ人のキャラクターに寄り添うシンプルなデザインは、用と美を兼ねた、さすがの“猿山デザイン”。
製作の背景について猿山修さんにインタビューをさせて頂いた前編に引き続き、後編の記事では「使いかた、楽しみかた、こんな風に。」をテーマに、「Sacoche angle 135」の様々な楽しみ方や特徴をご紹介していきます。
自由な発想で、好きな持ち方で
女性らしいデザインのものが多いCLASKA Gallery & Shop "DO"オリジナルショルダーバッグのラインナップとは少し雰囲気が違う、ユニセックスなデザイン。
素材は薄く柔らかい牛革を採用、身体のラインに優しく沿い、持っていることを忘れるような軽やかさを持ち合わせたサコッシュが出来上がりました。
肩紐の長さはバッグ内側にある真鍮の金具部分で調整可能。金具はフラップ式の蓋を閉めると完全に見えなくなり、すっきりとした見た目になります。
肩紐を長めにしたり短めにしたり、持ち方にルールはありませんが、ご参考までに数パターンの持ち方をご紹介します。
>>How to carry #1
肩紐を長めにしたベーシックな持ち方。性別問わず、どんなテイストの着こなしにもフィットします。ブラックを選べば、少し気軽なオケージョンシーンで持つことも可能。
>>How to carry #2
肩紐の長さを金具部分で調整せず、くるっとラフに結んで肩掛けの長さに。程よい抜け感が出るので、デニムやリネン素材の洋服といったカジュアルな着こなしに合わせるのもおすすめです。
>>How to carry #3
肩紐を短めにすれば、ユニセックスな佇まいに。マチがなくフラットなつくりなので、羽織りの中に忍ばせるインナーバッグとして旅先でも活躍します。パスポートや貴重品を収納するのに、ちょうど良いサイズ。
>>How to carry #4
肩紐を金具から一旦外して、ウエストバッグのように持つアレンジも。ベルト通しのあるパンツだと、より安定感が増します。着こなしの程よいアクセントに。
必要最小限のものを美しく持ち歩く
ちょっと家の近所に出掛ける時、仕事中の休み時間、旅先で身軽に行動したい時。
財布に携帯、プラスアルファで名刺入れや文庫本、リップクリームなど必要最小限の荷物をスマートに収納できるサコッシュです。
決して大容量のバッグではありませんが、「持ちすぎない美学」を実践できる、ちょっと大人な一品。
「CLASKA Gallery & Shop "DO"」のロゴと、猿山修さん主宰の「ギュメレイアウトスタジオ」のダブルネーム。蓋を開けた内側に2つの刻印を入れました。
クールな印象のブラックと柔らかな魅力があるブラウンの2色展開。
ブラウンは、CLASKA ONLINE SHOPと企画展「猿山修 / ギュメ・レイアウトスタジオの仕事」(2022年6月11日~26日)の会場のみの販売となります。