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わたしの家でいちばん好きな風景

File 2. ガラス張りの食器棚のある風景

住まいDATA
住んでいる人/速水真理(CLASKA ONLINE SHOP 責任者/『OIL MAGAZINE』編集部)
家のタイプ/集合住宅(1R)
家族構成/1人暮らし
暮らしている場所/東京・目黒区


ガラスの食器棚

黒い木枠にガラス張りの食器棚。6年ほど前、碑文谷にあるインテリアショップ「KOUSEI WERKSTATT」(現「JIPENQUO」)で購入しました。CLASKA Gallery & Shop "DO" のショップの什器でもお世話になっている、繊細で美しい家具を扱うお店です。

元々は食器棚ではなく、博物館にあるような古い展示ケース。それをベースにカスタマイズをお願いしました。オーブンの扉のように上から手前へ引いて開く一枚扉だったのを観音開きへ。損傷していた底面は杉板を張ってきれいに。ガラスの棚板を2段設置。

扉に取り付ける引き手金具はどれにするか、扉は左右のどちらを勝たせるか、扉を開閉する際の感触はどんな感じにするか、杉板の木目はどのような流れ方がよいかなど、細かなイメージのすり合わせを丁寧にしてくださったおかげで、理想の1台が完成しました。

料理も器も元々大好きですが、この食器棚のおかげで器を使うのも仕舞うのも、器に埃がかからないのも、お気に入りの器が並んだ様子を眺められるのもうれしい限りです。窓ガラス越しに見える、お隣の豊かな日本庭園の借景と合わせてこの風景を楽しんでいます。

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2021/08/07

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