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HAUのたね 暮らしの中の もの と こと。そこから生まれる服のこと。

Vol.10 初夏のバルコニー /きちんと見えるポロニット

写真・文:藁谷真生(HAU デザイナー) イラスト・挿絵:natsume

Profile
藁谷真生 Mao Waragai
デザイナー。1981年、東京生まれ。エスモード・ジャポンを卒業後、アパレルメーカーにて約8年にわたり数ブランドのデザインを担当。2011年、自身のブランド「BLANKET(ブランケット)」を設立。2019年より、CLASKA発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナーを務める。コンセプトは「大人のための日常着」。「HAU」は、ポリネシア諸語のひとつであるマオリ語で、「風、呼吸、生命力」などを意味する言葉。
Instagram @hau_clothes


初夏の清々しい空気が気持ちの良い季節。
先日は前職の後輩でもあり友人、“pot and tea”デザイナー松井さんのブランド10周年のお祝いで、久々に友人達が我が家に集まってくれました。
コロナでなかなか積極的に人と会うことが出来なかった数年間。皆で美味しいものを食べながら顔を合わせて話しをするという、当たり前の過ごし方に改めて幸せを感じた時間でした。
このマンションに引っ越してきて早7年。30平米のバルコニーに惹かれて決めた物件ですが、住んでみると広すぎる植栽スペースのお世話に手が回らなかったり、気候の関係で意外と活用できる時期が限られていたり...と、実際住んでみないとわからないことがたくさん!汗。
綺麗な状態を保ち続けるには手間も時間もかかりますが、その分愛着が湧くもの。梅雨入り前のベストシーズンにバルコニーでの時間を思いきり楽しみたいと思います。

ベランダ
この日は知人の料理家さんに特別にケータリングを頼みました。 そろそろハンモックもセッティングしたい時期。

定番のポロニットは襟をひと回り大きくして

毎年好評頂いている夏の定番ポロニット。前立てに並んだ小さなボタンや素材はそのままに、今季は襟をひと回り大きくアレンジしてみました。
襟のバランスを変えただけでスポーティーな印象のポロニットもほんのり女性らしい雰囲気に◎ 詰まり気味だったネックラインも少しだけ広げることによって首回りがきれいに見えるようになりました。
素材はさらりとした肌触りの強撚コットンを使用。襟が付いているため、どんなボトムを合わせてもきちんと感が出やすく、お出かけの際のコーディネートが決まりやすい便利なアイテムでもあります。
今回は海中の植物をイメージしたプリント柄のパンツeasy pants "seaweed" と合わせてみました。シンプルなアイテムなので、少しデザイン性のあるパンツやカラフルなボトムとの相性がよさそうです。

アイテム
大き目の襟のおかげで、スニーカーと合わせてもスポーティーになることなく上品にまとまります◎
アイテム
ブラックは墨黒のような少しだけくすみがかった色味です。
藁谷さん
海中の植物をイメージしたプリント柄のパンツ、easy pants "seaweed"。 この夏は柄のパンツやカラフルな色のボトムを合わせたい気分。

<<今回紹介したアイテム>>
knit tops "polo" 3(ライトグレー/ブラック)
easy pants "seaweed"
SHOES LIKE POTTERY [LOW] / ホワイト

*商品名を掲載しているアイテム以外は、すべて私物です。

HAU連載1

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2023/05/12

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